電子書籍
パソコンやインターネットの普及に伴い、自費出版の方法にも変化が出てきています。
それは、最近よく耳にする電子書籍での出版です。
電子書籍は通常の出版に比べて、印刷する必要がありません。そのため、かなり安い費用でできるのがメリットです。
無駄な紙を使用することもありませんので、環境にも優しいと考えることもできます。
自費出版で本を書店に並べたとすると個人の負担はかなりの額になります。
たとえ書店に置いたとしても本が売れなかったら、利益はなく結局出費のみになってしまいます。
その点、電子出版であればインターネット上で本を出版して多くの人に見てもらえるかどうか低価格で事前に知ることができます。
マーケティングをしてみて、書籍化にしても売れそうだと思えば本にすればいいのです。
つまり個人の負担を減らすことができるということが最大のメリットです。
いきなり書店に並べるよりも、一度電子書籍で多くの人に読んでもらう方が書籍化してからも売れると判断できます。
電子書籍の場合、本の値段もたいていは自分で決定することができます。
印税はだいたい30%前後で書籍の場合に比べて少ないとされていますが、その分かかる費用も少ないので需要が伸びています。
電子書籍を出版するのに安ければ、5万以下でできる所もあるということです。
もちろん、閲覧者の多いサイトに掲載してもらうのが一番売れやすくはなります。
さらにはパソコンだけではなく携帯のサイトに掲載してくれる会社もあるようです。
さらに自分でサイトを立ち上げる人も中にはいます。
その場合は初期費用がかかりますが、その後はほとんどコストをかけずに本を出版することができます。